
【施工現場】白山市千代野東
【施工期間】約1カ月半
【施工費】1127万(税別)
【工事のポイント】
築34年が経ち、「外壁のひび割れ」「収納の少なさ」「水まわりの老朽化」など、長年暮らしていくうちに不都合な部分が目に付くようになっていました。2024年の能登地震で大きく揺れ、今度揺れたら住んでいられない状態になるのでは、と危機感を持たれリフォームに踏み切られました。
外壁は塗り替え、屋根は重ね葺き、1階の水まわり(キッチン、浴室、洗面、トイレ)を全て新たにし、それに伴い窓と内装も一新しました。
Before

日当たりが良いのはいいのですが、庭木が伸び放題になっていました。

リビングの奥のキッチン、対面式ですがやや閉鎖的な感じでもあります。

タイルのお風呂は冬場とても寒かったそうです。また、浴槽を狭く感じておられました。

まずは庭木をスッキリカットし、家をぐるっと一周足場で囲んで、外装工事の準備です。

故障していた屋根の上の給湯器を撤去しました。

既存の屋根の上に、防水のためのアスファルトルーフィングを敷きます。

天然石付き金属屋根材を重ねて葺きます。瓦ほど重くなく建物に負担を与えません。

外壁の目地やひび割れ部分、窓まわりをしっかりとシーリング材でガードします。

外壁はローラーで下塗り、中塗り、上塗りの3回塗装。仕上げは上品なくすみピンクに。

浴室を洗面所側に拡げ、0.75坪から1坪に大きくします。

以前より大きな浴槽になり、足を伸ばしてゆったりとくつろげるお風呂になりました。

階段下のデッドスペースに収納を設け、洗面所にワゴンなどを置かなくてすむように。

リビング側に開くドアを引戸に取り替え。開けたままでもじゃまになりません。

キッチンの吊戸棚をなくしたので、リビングにいる家族や来客と会話がし易くなります。

タンク上の手洗いをやめ、入り口側に手洗器を設置したので動作がスムーズになります。



今回の工事で、1階は単板ガラスのアルミサッシを全て、断熱性の高いペアガラス(Low-Eガス入り)の樹脂製サッシに替え、夏も冬も過ごしやすいお住まいになりました。冷暖房をガンガンにかけなくてもよくなったので、今後は光熱費を抑えることできそうです。ちょうど、国の補助金も活用することができて良かったです。